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インバスケット問題集Hに関するご質問

案件6最適解の103ですが、対外的でかつ緊急性の高い案件の日程を延期するのは最適なのでしょうか。 問題集E案件13の解説では、「インバスケットでは対外的な会議の案件の欠席はタブーと考えた方が良いでしょう。」とありました。 今回の件は欠席ではなくて延期なのですが、内容を考えるとやはり日程は守るべきではないでしょうか。

対外的な案件などは慎重に処理をしなければなりません。今回の案件では、中でも会社の公式な見解が求められています。 つまり、明確な原因を調査して対応しなければなりません。そのために時間を確保することは管理者としての賢明な判断であると考えられます。

案件9で明らかな使用禁止語句が含まれているのだから、まずは再考するのが妥当なのではないでしょうか。

再考すること自体は的確な判断と考えられます。しかし、選択肢101は処理を一任すると判断している上で再考の指示を出しており、管理者として判断に一貫性がないことから最適解とはしておりません。

主人公の3月30日の予定は終日通常業務となっています。 研修の内容には「PM月森課長よりお話」とあるので、少なくとも午後だけでも内定者研修に参加すべきと思いました。また、終日通常業務であれば、案件10で101は好ましくないのでしょうか。

本当に自分(主人公)しかできない案件なのかを判断する必要があるといえます。 つまり、着任日の引き継ぎ業務や、不在中の案件処理などを放置して出席しなければならないかを判断する必要があると考えられます。 案件10の101はこの案件だけで考えればまだ、評価の余地はあると思われますが、全体の流れからこの判断をする根拠と妥当性が見当たりません。

設問6の最適解が103となっていますが、設問13の最適解が106「お詫びと商品回収」となっている以上、設問6も106「販売停止と商品回収を新聞社に伝える」が最も整合性がとれていて103より適当だと思いますが。

整合性(論理性)という観点は非常に重要と考えられます。 ただ、今回ご質問のケースにおいては、まず設問6においての判断として原因の把握が重要と考えられます。 その上で上司に判断を仰ぐという問題解決スタイルを、弊社では管理者のとるべき行動として評価しており、設問6の選択肢106については原因調査というプロセスが抜けていることなどから最適解にしておりません。

設問12で、103「実施するのは了承するが、……」が最適解とありますが、これは3月29日に予定どおり実施するということでしょうか。 3月29日には案件20で流通部への応援(各課3人)も求められており、募集参加人数が30人である計測会を同日に実施するのは適切でないと思い、101「日程変更、実施方法再考」が最適だと考えました。

101も適解であり、実務では案件20を考慮した101が最適かもしれませんが、本問題集ではインバスケットの判断・行動のプロセスを評価するという観点からこのように設定しております。 103では、明確な判断と補足指示があり、また本質的な問題として計測方法の信頼性を確保する行動が入っていることから、最適解と設定しております。

案件13は案件6(新聞社からの取材依頼)と関連していますが、現時点では新聞社からの情報だけしかありません。調査機関で結果が出ているとはいえ、具体的な情報は何一つ持っていません。新聞に載る前に自主回収すると言えば対外的なイメージは悪くなりませんが、事実を確認する前にお詫びと回収を宣言することに疑問を感じるのですが。

案件13は案件6に加えて、案件3も考慮する必要があります。従って、
(案件6-2)
★エアマットシリーズの製造元がKSP社であること
①エアマットの使用で急速な圧迫感や苦痛があるとの投書
②自社が示す検証データと異なる結果が出ている
上記に加え、
(案件3)
①'KSP社製の機器で急激な腹部締め付けなどの報告がある
②'KSP社の検証結果に偽造の疑いがある
こちらも併せて考える必要があります。
また、会社の基本方針(P6)の「2.安心、安全を保証します」の観点からも現段階でのお詫びと商品回収という処置が、選択肢群の中では最適な判断になるかと存じます。 ただ、選択肢の中にはございませんが、自社製品の再検査を含めて事実確認という行動は 必要になってまいります。