インバス!

インバスケット・トレーニング情報サイト

インバスケット問題集Fに関するご質問

HOME > よくあるご質問 > 問題集Fに関するご質問

インバスケット問題集Fに関するご質問

案件2「顧客への納期遅れの報告」と案件20「資材課からの盗難の相談」を比較したときに対外的な側面から考え、 案件2の優先順位のほうが高くなりそうに思えますが、模範解答では案件20の優先順位のほうが高いようですがなぜですか。

案件20は内部不正の疑いもあり、かつ被害が拡大するおそれがあることなどから、重要度を高く設定しております。

案件9「SU05A計画の中止について」の重要度が最高である理由と、緊急度が中程度である理由は何ですか。

ほかの案件からも、この計画を中止することの判断の重要度は高いと考えられます。緊急度については、仮の判断をし、着任後に情報を収集して判断することが的確だと考えられるからです。

案件12は重要度案件5の内の一つに入ると思うのですが。 納期トラブルは絶対あってはならないことですし、また、不良品の流出もNGです。 加えて、設置環境が特殊なことも分かっているので、通常よりも、かなり厳重にチェックを行い出荷すべき所を、 検査免除など考えられません。先方が仮にOKだとしても、問題が発生した場合は製造者の責任になります。 このようなことから、重要な案件だと思うのですが。

おっしゃる通り重要な案件と考えられます。弊社では重要度は中の上レベルに設定をしております。 ただ、他の案件と比べて総合的に判断した場合に、その案件を処理しないことによる影響度は他の案件の影響度に比べ中の上レベルと判断しており、この案件の処理をしなくても資料9から出荷されないと考えれば、他の重要な案件の処理をさしおいて処理する重要性はないと判断しております。

案件14「安藤からの顛末書」の重要度がこれほど高いのはなぜですか。

人命に関わるかもしれない装置に対する認識が低い風土を、管理者として今後の組織運営の脅威とみることができるからです。

案件17に関して、差出人は営業部三田村ですが、回答例では米田部長に返信しています。三田村は営業課の課長であり差出人なので、三田村に返信するべきではないかと考えますが、なぜ米田部長なのでしょうか。

まず、弊社モニター様等の回答を「書き方の例」としてお見せしていますのでそれそのものが「模範回答」では無い旨、ご承知くださいませ。
営業課長から製造課長にメールが来ている部分ですが組織上、他部署であることからレポートラインの考え方では営業課長はまず営業部長に話を通す必要があります。また、その返信についても考え方は同様です。 宛先を営業課長とした場合でも不適切ではありませんが、やはりレポートラインの考え方においては営業部長並びに工場長に対して、同様の内容を共有する必要があります。 また、今後同様のケースが起こりうるというリスク管理の観点から営業部としてこの問題をどう捉えているのかというところは営業課長ではなく営業部長の考えを仰ぐことが適当であると考えられることから、着任後の面談依頼という行動は評価できます。

案件20「盗難」について、内部不正の可能性があるため、優先順位が上がっているとのことですが、 もし、初めての盗難事件で内部不正の可能性がなければ、優先順位は下がってくるのでしょうか?それとも「盗難」ということは、内部不正を疑って優先順位は上がってくるのでしょうか?

優先順位設定はいくつかの要素から総合的に判断します。内部不正であるかもしれないという要素は確かに優先的に解決しなければならない問題ですが、盗難自体も企業として考えると決して優先順位が低いとは考えられないのではないでしょうか?

案件22「台風対応」の重要度がそれほど高くないのはなぜですか。

決して重要度が低いわけではありませんが、ほかの案件と比較するとそれほど例外的な案件ではない(当方責ではない故障対応である)こと、案件に対する判断の難易度が低いことから判断しております。 顧客に被害が及んでいる案件でありますが、天災であることと、日常的な商取引の一つと考えられること、また、他部署ですでに対応策がとられ、主人公の判断としては人選であることから重要度は中レベルと考えられます。