スコアリングシートとは何ですか

カテゴリ:トレーニング方法について

スコアリングシートは、結果に至るまでのプロセス(経緯)のヌケモレをチェックするためのリストです。

スコアリングシートサンプル

≪使い方≫
まず、ご自身の回答の【判断・行動】にあたる部分に下線を引いてください。
次にスコアリングシートの評価される項目に該当すれば、レ点を入れていきます。

※シートに記載している項目は一例です。
※具体的な【行動・判断】のみ下線を引いてください。「○○だと思う」など、【思っている】だけでは具体的な行動ではありません。

チェックが終わったらシート全体を見ます。項目ごとに縦軸でレ点の数を見ていただくと、ご自身の行動・判断の傾向が確認できます。
発揮できていなかった行動を、能力別テキスト教材に戻って復習し、その能力が発揮できるよう意識しながら再度問題集に取り組むことで、行動のヌケモレが少ない回答へと近付きます。

★回答用紙のダウンロードはこちら https://www.in-basket.jp/members/answer-sheet/

≪考え方≫
インバスケットは結果ではなく、判断に至るまでにどのような行動をとったかを評価します。
スコアリングシートの各項目は、上記行動を【補足指示】、【問題発見・情報収集】、【報告・連絡・相談】など、性質ごとにカテゴライズしたものであり、全ての項目に該当する行動がバランスよく発揮されている状態が望ましいとされています。
そのため、スコアリングシートにたくさんチェックが付いていたとしても、項目によってチェックの数が偏っている場合は、高評価には繋がりにくいです。
問題集への回答全体を通して、スコアリングシートのどの項目にもバランスよくチェックが入るようにトレーニングを重ねましょう。

また、インバスケットでは優先順位の高い案件ほど厚く処理することも求められます。
優先順位の高い案件※では、スコアリングシートの全ての項目にチェックが入る、理想的な回答を目指しましょう。

※問題集に「優先順位実行マトリックス」が付属している場合、そちらを参考にしていただくことで、一般的な優先順位設定とご自身の優先順位設定の違いを把握することができます。