トレーニング情報 ― 「WEBインバスケット問題集」優先順位設定編vol.1

2020年から2021年にかけて、コロナ感染症が大流行し、集合しての研修や試験が少なくなり、リモートでの研修や試験に移行しつつあります。
このような中でインバス!の「WEBインバスケット問題集」に注目が集まっており、たくさんのご注文をいただいております。

2021年5月現在のラインアップはI[ワン]とII[ツー]の2種類。
それぞれ3教材ずつ取り組める教材となっており、I[ワン]はオプションが充実。
添削やスコアリングが付いた商品がございますので、ご自身に合った教材をお選びください。

今回は、苦手という方が多い「優先順位設定」にポイントを置いてWEBインバスケットを使った、おすすめのトレーニングをご紹介いたします。

<ステップ1>
WEBインバスケットに取り組む前に、まずはワークブック「優先順位設定(能力別対策ドリル1)」で優先順位の付け方の基礎を学習します。

★ポイント!
———————————————————
この時のポイントは、自身の優先順位の癖を知ることです。
テキストの第2章では優先順位設定でよく見られる癖について書かれていますのでぜひ、チェックして良くない癖を克服していきましょう。
———————————————————

<ステップ2>
優先順位についての基礎を学んだ後は、WEBインバスケットに取り組みます。
WEBインバスケットでは優先順位を付ける機能があります。

紙問題集と同じく、重要な案件にチェックを付けてから問題を進めていきましょう。

★ポイント!
———————————————————
紙のインバスケット教材とは違い、WEBインバスケットには「案件追加式」の問題集が含まれています。
メールの新着として追加される案件の内容により優先順位が変わったりする場合があります。
より実践に近い形でのトレーニングは、WEBインバスケットでしか実現できない大きな特徴です。
———————————————————

<ステップ3>
WEBインバスケット実施後は、各業界のリーダーがどんな優先順位設定をしているかを集計した「優先順位実行マトリックス」と呼ばれる資料が表示されます。

この資料を元に、自身の付けた優先順位はどうだったか比較することができます。

★ポイント!
———————————————————
優先順位を高く設定した案件と低く設定した案件で、使った時間にどのくらい差があるのかをグラフで表示することが可能なので、優先順位の低い案件に時間を使いすぎていないか等の振り返りを行い、時間の使い方も一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
———————————————————

これらを参考に、優先順位設定と案件への時間の使い方を見直し、優先順位上位案件をより厚く回答できるようトレーニングを積み重ねていきましょう。

<ステップ4>
WEBインバスケットI[ワン]の通常版やII[ツー]の通常版であれば<ステップ3>でトレーニングは完了となりますが、II[ツー]の繰り返しオプション版は、各問題集に3回ずつ取り組むことができ、自己チェックと反復トレーニングを繰り返し行うことで、より精度の高いアウトプットを目指すことができます。

また、I[ワン]のスコアリングオプションであれば、自身がどのくらい優先順位設定を的確に付けることができたのかを後日、数値化して返却されるサービスがあります。
この「フィードバックシート」には、自身の課題などを詳述したコメントが記載されているので、良かった点や悪かった点を数値を基に振り返ることが可能です。

優先順位のスコアが低い場合は、「優先順位設定(能力別対策ドリル1)」をもう一度確認しながら自身の回答を見直して、癖を見つけてみてください。

さて、いかがだったでしょうか。
優先順位設定でお悩みの方は、是非お試しいただければと思います。

WEBインバスケットには様々な機能があり、その機能を使うことで自身も気付かない意外な癖が見つかるかもしれません。
トレーニングの情報について、今後もご提供していきますのでどうぞご期待ください。

今回、ご紹介した教材