トレーニングに関するお知らせ

トレーニング情報─活用事例編 Vol.2～マークシート式問題集～

今年もいよいよ、梅雨の季節がやってきましたね。
雨降りの日は、気分を切り替えてインバスケットのトレーニングに取り組みましょう。

さて、マークシート式問題集をどのようにご活用いただいておりますでしょうか？
実はマークシート式のインバスケット試験を意識したトレーニング以外でも、能力の発揮度をすぐに確認できるので、学習の効果検証などでも、お役立ていただける教材内容になっています。

そこで今回は、「目的別！マークシート式問題集の活用情報」をお伝えします。

はじめに

マークシート式問題集を、より効果的にご活用いただくために、大切なポイントがあります。

ずばり、≪選択肢を消去法で選ばないこと≫。
その理由は、実際のビジネスシーンには選択肢がないからです。

ですので、マークシート式の問題集に挑戦する前に、あらかじめ記述式の問題集に取り組むことで、どのような行動をとるべきなのかを考え、ご自身のマネジメント力を底上げしていきます。
そのうえで、マークシート式の問題集に取り組む際には、選択肢を選ぼうとするのではなく、どのような行動をとるのかを考えてから、それに最も近い選択肢を選ぶことで、トレーニングの効果が高まります。

まずは、記述式の問題集で、インバスケットの回答を考える力、すなわち「問題を解決する力」を身に付けておきましょう。

能力の発揮度を確認したい！

テキスト教材や記述式問題集でのトレーニングを進めていき、次に伸ばすべき能力で迷ったら、マークシート式問題集の出番です。

自動採点分析サービスが付帯している教材は、専用のURLにアクセスし、回答を入力するとすぐに、ご自身の能力発揮度を測定することができます。（※自動採点分析サービスは、1度のみ利用可能です。）

能力の発揮度を確認したら、お手持ちの記述式問題集などで再度、課題の克服トレーニングを行いましょう。
このとき、発揮度の低かった行動を意識して回答すると効果的です。

各能力について、特化して学ばれたい場合は、能力別対策ドリルにも取り組まれるのがおすすめです。

効果的な復習がしたい！

問題集に取り組んだだけで、満足していませんか？

マークシート式問題集の自動採点分析サービスで、回答を送信した後にダウンロードできる資料を活用し、適切に振り返りを行い、ご自身の課題や傾向を把握することが重要です。

①各設問における最適解／適解を記載している「模範解答例※1」と、②各設問の要点、それぞれの選択肢の発揮／不足能力を解説した「回答のポイントと解説」という2種類の参考資料を用いて、案件の本質の捉え方や処理内容の考え方、ご自身の判断の癖などを把握し、振り返りをします。

その後、課題を意識して再度、問題集に取り組むことで、抜け漏れのない回答を目指しましょう。

※1 当社の評価基準に照らした際の最適解・適解であって、絶対的な正解ではありません。

数値を基に判断する能力を鍛えたい！

『納期に間に合う生産計画を立てないと…』
『この予算をどう配分するのが最善なのか？』

職位が上がれば、根拠のある定量的な判断を下し、それを実現するための論理的な計画を立てる能力が必要になります。

通常の案件処理に加え、数値を基に判断する能力を強化するための「計画判断問題」が含まれており、回答入力後すぐに、ご自身のスコアを確認することができます。
回答送信後にダウンロードできる資料をあわせて活用することで、トレーニングを効果的に進めることができます。

スケジュール管理の能力を鍛えたい！

時期が重なる案件のスケジュール管理や、業務の担当割り振りに困った経験はありませんか？

『この差し込み案件は誰に依頼すべきか…』
『業務内容が分かるのはAさんしかいないが、すでに別の予定が入っているし…』

チーム単位のスケジュールを立てる際は、ダブルブッキングや、物理的に無理が生じるような事態は避けなくてはなりません。
前提条件を踏まえて各業務の適任者を選ぶことで、つつがなく全ての案件が進むようにスケジュールを管理する能力が求められます。

マークシート式問題集【E/H】には、通常の案件処理に加え、「スケジュール管理問題」が含まれているので、最善の業務割り振りを考えるトレーニングができます。

回答送信後にダウンロードできる資料には、通常の案件処理問題に加えて、スケジュール管理の考え方についても解説があるので、適宜活用しながらより効果的な復習に繋げましょう。

お悩みや目的に合わせて、多様な用途でご活用いただける、マークシート式問題集のご案内でした。
ぜひ、通常の記述式問題集と組み合わせてご活用ください。
日々の業務に直結する判断力を鍛え、より良いビジネスライフを実現しましょう！